俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
「う」「う?」

「産まれる~」俺の叫び声が響く。

「「「「…。エエッ?」」」」今度は、他の面々が驚く。

「赤ちゃんが産まれるのか?」

「ああ。タクシーで病院に向かったみたいだ」

「友哉、何してる。行くぞ!」と走り出す彰。

「は?彰も行くのか?」

「俺が運転する。その方が一刻も早く着けるだろう?みんな、後は任せた!友哉は連れて行く」

「はい!」「社長いってらっしゃいませ」「報告待ってます」みんなに、温かく見送られる。

オフィスビルの地下駐車場に彰の車は止まっていた。

「お前、車通勤だっけ?」

「あ~、こんな事もあろうかと、1カ月前から車で来てる」

「エッ…」俺は親友の想いに、心温まる。

そして、車はすぐに病院に着いた。

「早く行け」

「ああ。サンキュー彰」俺は車を降り駆け出すのだった。


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