俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
被害者のふたりは、後処理を彰に任せオフィスビルを出た。

「愛莉、本当に大丈夫か?」

「うん」

「今日は帰ろうか?」

「ううん。動いている方が気が紛れるから」

「そうか」

「どこに行くつもりだったの?」

「着いてからのお楽しみ。ちょっと歩くけどいい?」

「もちろん」

そっと、女に掴まれた方の手を取る友哉。愛莉は拒否することなく、安心する手の温もりを感じる。手をつなぎ、のんびりと歩くふたりは周りから見たら美男美女のカップル。

「愛莉、ここ」
着いたのは高級ブランドショップ。しかも、何故か女性用。

「ここ?何を見に?」
愛莉の疑問に答える事なく、中に入って行く友哉に愛莉も続く。

「いらっしゃいませ。高遠様」

「よく来るの?」

「いや?初めて。予約してたんだ」
高級ブランドショップが予約できる事を初めて知る。

「お2階へどうぞ」

「ありがとう」
堂々とした友哉の後を愛莉は緊張しながらついて行く。

「こちらです」
案内された部屋には、沢山の服が並んでいる。しかも、パッと見ただけでも愛莉の好みの服ばかり。

「愛莉。見ておいで」

「え?」

「愛莉の為に用意してもらったんだ」

「どうして?」

「愛莉はスーツしか持ってきてなかったし、オフィスで着るカジュアルな服は必要だろう?そして、何より俺が愛莉にプレゼントしたかったんだ」

「友哉くん…」

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