QUALIA ー最強総長×家出少女ー
脱衣場で服を脱ぐ。

いきなり入ったら、変な人って思われるかも。

だけど、仲良くなりたいって気持ちが伝われば、それでいいんだ。

にこりと笑顔をつくる。

そしてガチャっと、勢いよく浴室のドアを開ける。

立ってシャワーを浴びていた颯子ちゃんが、私の方を向く。

「突然ごめん! 良かったら背中流してあげ…」

その瞬間、お互い、固まる。

私の目線は徐々に下へ。

あれ? おかしいぞ?

女の子には、見慣れないものが……

それから、どちらかでもなく、

「うわぁぁああ!!!!」
「きゃあああああっ!!!!」

と、絶叫した。
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