王子なドクターに恋をしたら
でもしっかり覚えてるところもある。
「あの日の二次会の帰りさ~、面白かったよねみんなの顔が」
一緒に写真を見た後はあたしの部屋で明日美とおしゃべりをしていた。
明日美はその時の事を思いだして笑いだす。
真冬の夜はとっても冷える。
二次会が解散となりコートを着込んで外に出て白い息を吐きながらみんなとおしゃべりしていると、後から出てきた和泉くんがあたしに声を掛けてきた。
「千雪、帰るよ」
「え?あ…和泉くん」
おしゃべりが止まりみんなが和泉くんに注目してる。
今日の和泉くんはあのもこもこのダウンジャケットじゃなくフォーマルスーツの上にさらりとグレーのロングコートを羽織っていて、その佇まいが素敵過ぎてつい見惚れてしまう。
そんな中、おいで、と微笑み手を出されてあたしは引き寄せられるようにその手を取った。
しっかりと肩を抱かれて、うわあ~と周りがざわめき立ちあたしはハッとなった。
見たら周りにいる友達も病院関係らしい人達もあたし達を見て驚いた顔をしてる。
あたしたちの事知ってるはずの大野たちまで驚いた顔をしていた。
うそ~あれもしかして彼女?なんてひそひそと話し声が聞こえて恥ずかしくって顔が真っ赤になってしまった。
和泉くんは気にも留めてないようで「話し中にごめんね、お先に失礼するよ」と、友達たちに言った後、明日美達にも再度おめでとうとお祝いと挨拶を交わしてさっさとタクシーに乗り込んだ。
あたし達が去った後、明日美によると噂に事欠かない和泉くんの彼女があたしだと知れ渡り、さらにワッと歓声と悲鳴が上がって大騒ぎだったらしい。
「あの日の二次会の帰りさ~、面白かったよねみんなの顔が」
一緒に写真を見た後はあたしの部屋で明日美とおしゃべりをしていた。
明日美はその時の事を思いだして笑いだす。
真冬の夜はとっても冷える。
二次会が解散となりコートを着込んで外に出て白い息を吐きながらみんなとおしゃべりしていると、後から出てきた和泉くんがあたしに声を掛けてきた。
「千雪、帰るよ」
「え?あ…和泉くん」
おしゃべりが止まりみんなが和泉くんに注目してる。
今日の和泉くんはあのもこもこのダウンジャケットじゃなくフォーマルスーツの上にさらりとグレーのロングコートを羽織っていて、その佇まいが素敵過ぎてつい見惚れてしまう。
そんな中、おいで、と微笑み手を出されてあたしは引き寄せられるようにその手を取った。
しっかりと肩を抱かれて、うわあ~と周りがざわめき立ちあたしはハッとなった。
見たら周りにいる友達も病院関係らしい人達もあたし達を見て驚いた顔をしてる。
あたしたちの事知ってるはずの大野たちまで驚いた顔をしていた。
うそ~あれもしかして彼女?なんてひそひそと話し声が聞こえて恥ずかしくって顔が真っ赤になってしまった。
和泉くんは気にも留めてないようで「話し中にごめんね、お先に失礼するよ」と、友達たちに言った後、明日美達にも再度おめでとうとお祝いと挨拶を交わしてさっさとタクシーに乗り込んだ。
あたし達が去った後、明日美によると噂に事欠かない和泉くんの彼女があたしだと知れ渡り、さらにワッと歓声と悲鳴が上がって大騒ぎだったらしい。