王子なドクターに恋をしたら
その日の夜、疲れた様子で和泉くんが帰ってきた。
上司の黒崎さんの助手として長時間の手術をしていたそうで、かなり神経をすり減らしたらしい。
ソファーに座った和泉くんの隣に座って「大丈夫?」と聞いても「うん…」と言葉少なかった。
和泉くんは自分の仕事に関してあまり多くを語らない。
守秘義務があるから当然だけど何もわからないあたしは気の利いた言葉も出なくていつも落ち込む。
ただ、その手術は成功したそうで、良かったねと言うと嬉しそうに頷いた。
本当はいつものように抱きしめてお疲れ様と労ってあげたいけど、和泉くんと上司の約束があると思うとあたしから触れる事にも戸惑ってしまう。
和泉くんは隣にいるのに、たった手一つ分離れてるだけなのに触れてはいけないと思うととても遠くに感じてしまった。
触れたいのに触れられないなんてなんて辛いんだろう。
和泉くんもこんな感覚を感じてあたしと逢うのをやめたのかもしれない。
今夜はベッドに入ると和泉くんは疲れてるからか手も繋がずに早々に寝入ってしまった。
ちょっとさびしいけど、隣で久しぶりに寝顔を見たなと和泉くんの寝顔を見ながら小さな幸福に浸った。
上司の黒崎さんの助手として長時間の手術をしていたそうで、かなり神経をすり減らしたらしい。
ソファーに座った和泉くんの隣に座って「大丈夫?」と聞いても「うん…」と言葉少なかった。
和泉くんは自分の仕事に関してあまり多くを語らない。
守秘義務があるから当然だけど何もわからないあたしは気の利いた言葉も出なくていつも落ち込む。
ただ、その手術は成功したそうで、良かったねと言うと嬉しそうに頷いた。
本当はいつものように抱きしめてお疲れ様と労ってあげたいけど、和泉くんと上司の約束があると思うとあたしから触れる事にも戸惑ってしまう。
和泉くんは隣にいるのに、たった手一つ分離れてるだけなのに触れてはいけないと思うととても遠くに感じてしまった。
触れたいのに触れられないなんてなんて辛いんだろう。
和泉くんもこんな感覚を感じてあたしと逢うのをやめたのかもしれない。
今夜はベッドに入ると和泉くんは疲れてるからか手も繋がずに早々に寝入ってしまった。
ちょっとさびしいけど、隣で久しぶりに寝顔を見たなと和泉くんの寝顔を見ながら小さな幸福に浸った。