王子なドクターに恋をしたら
触れ合う素肌が心地よくて目を閉じて身体を預けた。
首に肩に和泉くんの唇が触れてそれだけで声が漏れてしまう。
ゆっくりと押し倒されて和泉くんの愛撫を受け取るとあたしの身体は素直に感じて身体の芯から熱が溢れ出してくる。

二度目の重なりは、初めての時より余裕が出てきたみたいで和泉くんと目が合うたびに微笑み触れられる度に悦びに浸った。

千雪、好きだよ、こっちを見て、可愛い……和泉くんはあたしを酔わせる天才だ。
次から次へとあたしの欲しい言葉をくれる。
和泉くんの荒い吐息から発せられるその言葉はどれも魅惑的であたしは夢心地でそれに応えた。

トロトロ甘々に甘やかされて蕩けきった後には腕枕をされて髪をクルクルと弄ばれ、それをうっとりと受け入れながら頬を厚い胸板に擦り寄せた。
和泉くんは細く見えるけど均整の取れた筋肉はしなやかで程よい硬さで心地良い。
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