お見合いは未経験
「なにがダメなの?言って?」
はっきり言って、いつも、なにも考えられなくなって、真奈は貴志に言われるがままになってしまうのだ。

「貴志さんの声…がっ、いつも、それだけでいっぱいになってしまって、な…なにも考えられなくなってしまって…」
「真奈…」
「は…い…」
「こっち見て。」

きゅっと抱き締められて、キスをするのは大好きだ。
唇って、こんなにきもちいいんだ…って思う。

そして、それは徐々に官能的なものになっていって、ベッドに倒される頃には、もう、どこに触れられても、ぞくっとしてしまう。

するん、とスカートを脱がされ、ニットの隙間から肌に直接手が触れると、真奈はぴくっとする。
「…あ…っ…」

「真奈、真奈は僕の声になにも考えられなくなると言うけど、僕も真奈の声を聞くと興奮するよ。
あと、その息づかいも。」

つい、必死になって呼吸しているのを聞かれていた!

「いつも、ふわふわしていて、それでいて、お人形のような真奈が、僕が触れると、すごく呼吸が浅くなって、肌も色づいて。すこし、しっとりしてきて、ぎゅってされた時に、その呼吸聞くだけで、むちゃくちゃ興奮する。」
「…っは…」
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