お見合いは未経験
真奈は思わず、口元に手をあててしまう。
そんな風に思われていたなんて!

「真奈…声だけ隠してもだめ。君、身体がすごく正直だから。」
すうっと内腿を撫でられると、びくっと身体が跳ねる。

「ね?だから、声も抑えないで。全部で真奈を感じたいんだよ。」

声も、肌も、身体も…ナカも…。
そんなの言われたら、も、ホントに頭、真っ白です…。

「ね、今度さ、このエプロン肌に直接着ているところ、見たいな。」
少し笑いを含んでいて、それでいて妖艶さを含んだ声でそんなことを言う。

「……っち、直接?!」
「そう。そうしたら、いつでも真奈に触れられるでしょ。」
こうやって……とその時のことを思い起こさせるように、緩やかに肌に触れる。

いつも、そんな風に乱されている気がする。

初めて、はいつもドキドキする。

けれど、それを大好きな人と体験できるのは、幸せで、嬉しい。

これからも、貴志とずっといろいろ『初めて』のことをしていきたい。

真奈は、そう思っている。 


✽+†+✽―END―✽+†+✽


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