極上御曹司と授かり溺愛婚~パパの過保護が止まりません~
 夕食はタワーマンションに隣接する商業施設のレストランに出かけ、おいしいイタリアン料理を堪能したのち、朔也さんの部屋に戻った。

 こんな生活が、結婚したらあたり前にできるのだ。四ヵ月過ぎれば私は〝聖美月〟になって、ずっと一緒にいられる。それを楽しみにして、彼のいない時間をやり過ごすしかない。

 今は自分の家に帰宅せず彼のそばにいられて幸せだ。


 その夜も次の日の夜も、私は朔也さんに愛され、切ない思いで胸が詰まりそうになりながらも、彼の愛をせいいっぱい受け止めた。

「ん……ああっ、もう……ああ……」

 朔也さんにしがみつきながら、組み敷かれた腕の中で、押し寄せる快感に体が反りかえる。

「愛している。美月っ、はぁ……」

 息を乱し、自分のものだと伝えるようにしっかり抱きしめてくれる朔也さんが愛しい。いろいろな思いが胸をついて目頭が熱くなり、目尻に涙が伝わった。

「泣かないで。俺は美月だけを見ているから」

 目尻を流れる涙を朔也さんは唇で吸い取ってくれる。

 心も体も今までないほどにつながったように思える。私は朔也さんの腕の中で眠りの世界へ引き込まれた。
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