罪か、それとも愛か
瞳は大きく黒目がはっきりして、まつげも長い。鼻筋がスッと通り、顔は小さいのに整っている。背も高くて目を惹く美少女。細かな仕草一つ取っても品がある『世界の一条』のお嬢様。
琴羽は、愛紗が呪いたくなるくらいモテる要素満載だ。
だから琴羽にカレシが出来たと知って内心、大喜びしていた。
冬輝の一番近くにいる幼なじみ。琴羽の存在は愛紗にとってずっと疎ましい。
「そうね、まずは医学部に合格しなくちゃね。
琴羽ちゃんは美人だし、なんといっても一条教授の一人娘だし、大学入ったら間違いなくモテるだろうなぁ。ね、水上くん」
そう言って愛紗はさり気なく隣にいた冬輝の腕に手を添えた。胸元の大きく開いたニットから豊満なバストの谷間をちらりと見せることも忘れない。