君と見る空は、いつだって青くて美しい



「ねぇ、そういえば、お腹空かない? 今、時間見たら結構いい時間だよ。昼ごはん食べに行かない?」


「うん」


「それでね、昼ごはん食べた後、海が見えるところ行かない? 実はオレ、もう一つ、希空ちゃんに話したいことがあるんだ」


 話したいこと……?

 なんだろう……。


「うん」


 真宙くんのもう一つの話はなんだろうと気になりながら、私はそう返事をした。




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