君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――
『―――私達は・・・どうやら・・・彼女を・・・誤解しているようで・・・あの二人も・・・結婚したようで・・・安中浩紀と石井美紅は・・・幸せな顔をしていたわ。』
『―――そうね・・・あの二人・・・幸せになって欲しいから・・・だから、私達は・・・生きている・・・そう思っている・・・』
安中浩紀と石井美紅は結婚してから、クラリネットを続けることにした。クラリネット王様と女王でもあり、女王の座を譲ろうとしていた時も在るが、彼女はやはりクラリネットを吹いていたい。
2人は『―――東帝音楽🎶楽団』に入る事になり、一番、難しい『音楽楽団』に入ることにした。
彼女は、真紀はとても面白そうで在り、クラリネットを吹き巻いていたかった。
『野ばら―――シューベルト―――良く・・・町の朝のチャイムが鳴り響いている・・・夕方のチャイムは・・・恋は水色・・・昔の・・・チャイムであり・・・今のチャイムは・・・こうだ。』
『夕焼け小焼け―――子供が帰った後からは・・・山のお寺の鐘が鳴る・・・お手て繋いで・・・皆帰ろう・・・カラスと一緒に・・・帰りましょう・・・子供が帰った後からは・・・丸い大きなお月様・・・小鳥は・・・夢を見る頃は・・・空には・・・キラキラ金の星-――。』
チャイムの音は長年聞いており、この曲を聞くと、まるで今日の一日の終わりが来る頃だと、当り前の様に思う。『恋は水色-――』という曲は、『青い空が お日様に溶ける、白い波が 青い海に溶ける、青い空は 私の恋の色、青い海は あなたの愛の色、恋は水色 空と海の色-――。青い空が お日様に溶ける、白い波が 青い海に溶ける、青い海と 水色の空が、愛し合って 一つに結ばれる。恋は水色 空と海の色。青い空は 私の恋の色、青い海は 貴方の愛の色、青い海と 水色の空が、愛し合って、結ばれる―――。
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