君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

『―――貴方は・・・どうして・・・そんな顔をしているの？私の事・・・真面に見てくれないの？どうして・・・皆、私を・・・変な子だと言い出すの？酷い・・・酷い・・・』
其の言葉に、思わず抱きしめてしまった。それから、彼女に優しく行った。自分は彼女と喧嘩して、自棄を起こして、此処の公園に来てみたんだ―――そう言ってやる。そうしたら、お前がいた―――俺は本当は、こんな奴じゃないと、はっきりと言いたかった――。この日から、どのくらい経っただろう―――。あれから、一年が経つことになり、彼女はそれを思い出すと、じわっと涙が零れ落ちた。誠人にはっきりと言われてしまった。
『―――俺は・・・男だから・・・そういう輩に・・・気を付けろ・・・』
川中誠人はっきりと言い放ち、『―――何よ・・・嘘つき・・・本当は・・・貴方も・・・性的目当てだったのに・・・』と吐き捨てた。彼女は好きだった人に、キスを迫られており、中学生と高校生の吹奏楽部の合宿でもあった。それから、自分は簡単にやらせてくれる、そういう奴しか、現れないのかと思っていた。
『―――酷い・・・酷いのは・・・あの人の所為だ・・・どうして、私を虐めてくるの？貴方・・・私の何を見ているの？この野郎-――。この野郎―――。』
それから、ガチャッと扉を開けると、そこには、慌てて帰って来た、兄貴と母親の神子がいた。川中誠人はギリット唇を噛みしめると、『―――どうして？俺は・・・そうじゃない・・・何故・・・そう思う？』と、メールをしてみた。
『―――貴方なんて・・・知らない・・・』
―――もう・・・メールしないで・・・