君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

武田真紀はボロボロと涙を流しており、川中誠人は彼女を追って行こうとした。彼女は家の中で、部屋に閉じこもって泣いていた。どうして、川中誠人はあの男と同じことをしていたのか？―――。どうして、自分を虜にしようとしていたのか？―――。彼女は待つ事にしていた―――。
大好きな人を見ているのは、当り前の事であった。どうして、こうなったの？―――自分は泣いていた。川中誠人は煙草をふかしながら、彼女の家の前で、見張っていた。彼はヘビースモーカーであり、彼女に何もないように見張っている。
『―――貴方・・・ちょっと・・・何をしにきたのよ？帰ってって・・・言ってるでしょう？』
母親の神子と拓篤は起こっており、誰もが真面に好きで居てくれない、そう思ってしまった。
『―――貴方達は・・・お前は・・・本当に・・・姉貴を・・・彼女を守れるのか？それとも・・・俺を・・・捕まえる気か？なんなら・・・捕まえてみるがよい・・・こいつをな？』
それから、彼女達にスマホを見せると、そこには、先程の暴漢の姿が映し出されており、手錠を掛けられていた。どうやら彼は警察官のようで、母親は『―――貴方・・・あの人の・・・息子さん・・・だったの？』と叫んだ。川中誠人はクラリネット貴公子でもあったが、警察官の様だ。大阪府警の川中雄二と言う、父親がおり、彼は警察官でもある。
『―――貴方・・・警察官だったのね？何処で・・・働いているのかとおもったけど・・・貴方・・・許す代わりに・・・彼女を・・・私の娘を・・・守ってくれるかしら？』
『―――・・・！！勿論・・・』
―――ありがとう・・・
俺は・・・こいつを・・・守るし・・・愛している・・・