君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――
すると、神谷雄介は我に返ると、『―――勝手にやろうとして・・・悪かった・・・お前の事が・・・気になって・・・ストーカー覚悟のうえで、追ってみたんだ。悪かった・・・御互いに酒にも酔っていただし、御免-――。』とはっきりと言って来た。だから、彼女は何処かの誰かさんを、警察に逮捕してもらおう、そう思っていた。だけど、彼の寂しそうな眼を見てから、抵抗できなくなってしまった。それから、彼女は警察に届けはせず、見張っていることにした。
だけど、彼は本当はそんな人ではない事が分かり、一緒にいて幸せに感じる事もある。だから、いつの間にか、彼と楽器を吹く事もあり、クラリネットを練習を重ねる事もある。だから、好きだ、彼が好きだ。いつの間にか、自分はこんなにも、彼を愛していると気付くようになり、彼の背に寄り掛かった。大好きだ―――愛しているわ。だから、彼女は、真紀は彼にはっきりと伝える事にしてみた。川中誠人も一緒におり、『―――こいつは・・・俺の彼女だ・・・』と言う。
『―――私・・・貴方が大好きだから・・・貴方が・・・好きな物・・・沢山、沢山、知ってみると、とても嬉しい事だわ・・・今迄・・・自分を好きだと言ってくれる人が・・・いなかったわ。だけど・・・貴方と出会い・・・貴方が・・・優しい人だと気付いて・・・とてもドキドキする。だから・・・私の事・・・見捨てないで欲しい・・・貴方の事・・・忘れたく・・・ないから。』
『俺も・・・お前の・・・天然ボケが・・・ある所が・・・好きで在る・・・お前・・・天然ボケの割には、頭が良い・・・だから・・・好きになっていったんだ・・・あのメールをした時、お前の事を・・・守ろうと思っていたんだ・・・だから・・・俺は・・・お前と別れるつもりはない。だから、覚悟しておけ?今までの分、思いをぶつけるからな?お前も・・・そのつもりでいろ。』
―――わかったな?
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