ハツコイぽっちゃり物語
「あ」
思わず声がでた。
ダブルデート以来に顔を合わせた恋ちゃんは相変わらず動きやすそうなスウェット姿に少し大きめのカバンを肩にぶら下げていた。
私と目が合うと「よっ」と軽く手を挙げて向かい側に座っているお姉ちゃんにも挨拶をする。
「おおー!恋おっきくなったね!あんなに小さかったのに……私感激!でも相変わらずかわいい顔してんなあ」
「ちょ、やめへくれさい……っいひゃいから」
「あーごめんごめん!ついこの顔見るとね引っ張りたくなっちゃうんだよ」
「……はぁ、てか俺もう高校生ですよ。いつのと比べてるんですか」
本当に痛そうに頬を撫でる恋ちゃんは能天気なお姉ちゃんを見て呆れたようにため息をついた。
確かに、と私も心の中で思う。
だって毎年顔は合わせてるんだよ。お姉ちゃんだって恋ちゃんが高校生だってことは一昨年から知ってるはずだし。
でもお姉ちゃんはこうやって顔を合わせる度に恋ちゃんのことをそうやって言うんだよね。
まあ……恒例っちゃ恒例、か。
思わず声がでた。
ダブルデート以来に顔を合わせた恋ちゃんは相変わらず動きやすそうなスウェット姿に少し大きめのカバンを肩にぶら下げていた。
私と目が合うと「よっ」と軽く手を挙げて向かい側に座っているお姉ちゃんにも挨拶をする。
「おおー!恋おっきくなったね!あんなに小さかったのに……私感激!でも相変わらずかわいい顔してんなあ」
「ちょ、やめへくれさい……っいひゃいから」
「あーごめんごめん!ついこの顔見るとね引っ張りたくなっちゃうんだよ」
「……はぁ、てか俺もう高校生ですよ。いつのと比べてるんですか」
本当に痛そうに頬を撫でる恋ちゃんは能天気なお姉ちゃんを見て呆れたようにため息をついた。
確かに、と私も心の中で思う。
だって毎年顔は合わせてるんだよ。お姉ちゃんだって恋ちゃんが高校生だってことは一昨年から知ってるはずだし。
でもお姉ちゃんはこうやって顔を合わせる度に恋ちゃんのことをそうやって言うんだよね。
まあ……恒例っちゃ恒例、か。