秘密主義の楓くん



話したって言っても、挨拶をしただけなんだけどね



「それ、夏生だけじゃないよ。クラスのみんな、楓くんのこと知らないんだよね。
ていうか、楓くんが全然教えてくれないんだけど」



「秘密主義の楓くんだね。
午後の授業の時、なんか聞いてみよ」





好きな食べ物だけでも聞き出せたら、それはもう凄いことだよね!

< 12 / 70 >

この作品をシェア

pagetop