パトリツィア・ホテル
「うわっ、咲ちゃん。すごい熱だ。ヤバい……すぐに、病院行かないと」
「え、いや……これは多分、大丈夫。絶対、病気とかじゃないし……いや、病気みたいなものかも知れないけど……」
「ダメだよ、咲ちゃん。すぐそこに、かかりつけの病院あるし。今すぐ行こう」
「いや、本当に大丈夫なんだけど……」
すごい勢いで私のことを心配する勇人に引っ張られ、病院へ行くことになった。
*
「……どこも悪いところはありませんね。それどころか、健康そのものです」
「そんなはずはないです。だって、あんなにすごい熱だったし」
「いや、勇人。本当に、どこも悪くないんだって」
こんなに心配してくれて……嬉しいけれど、恥ずかしすぎる。
また顔を火照らせて必死になる私を見て、その女医さんはクスッと笑った。
「そっか、そういうことね」
「えっ?」
「彼女さんに病気があるとしたら、お坊ちゃんのことが好きで好きでたまら……」
「あ〜〜〜!」
頼む、先生……それ以上言わないで!
こっぱずかすぎる……
なんて思ったら、大声で叫んでしまって。
これじゃあ、私……完全に変質者だ。
顔がまた、カァッと熱くなってきて……私の体はきっと、さっきよりもさらに高熱を放っている。
「え、いや……これは多分、大丈夫。絶対、病気とかじゃないし……いや、病気みたいなものかも知れないけど……」
「ダメだよ、咲ちゃん。すぐそこに、かかりつけの病院あるし。今すぐ行こう」
「いや、本当に大丈夫なんだけど……」
すごい勢いで私のことを心配する勇人に引っ張られ、病院へ行くことになった。
*
「……どこも悪いところはありませんね。それどころか、健康そのものです」
「そんなはずはないです。だって、あんなにすごい熱だったし」
「いや、勇人。本当に、どこも悪くないんだって」
こんなに心配してくれて……嬉しいけれど、恥ずかしすぎる。
また顔を火照らせて必死になる私を見て、その女医さんはクスッと笑った。
「そっか、そういうことね」
「えっ?」
「彼女さんに病気があるとしたら、お坊ちゃんのことが好きで好きでたまら……」
「あ〜〜〜!」
頼む、先生……それ以上言わないで!
こっぱずかすぎる……
なんて思ったら、大声で叫んでしまって。
これじゃあ、私……完全に変質者だ。
顔がまた、カァッと熱くなってきて……私の体はきっと、さっきよりもさらに高熱を放っている。