パトリツィア・ホテル
ドアをコンコンと叩くその音に、私の鼓動は跳ね上がった。
「入ります」
その声とともに部屋に入ってきた彼女は、私の向かいの椅子にそっと腰掛けた。
目の前にいるのは、写真で見た通り……清楚でとっても可愛らしい女性。
だがしかし、女社長の座にまで登りつめたというだけあって、何処か底知れぬ貫禄を醸していた。
「は……はじめまして。島崎 咲と申します」
しどろもどろに挨拶をする私を見て、彼女はにっこりと目を細めた。
「ようこそ、咲さん。私はこちら『ル・インベスチェ』を統括させていただいております、流風 亜紀と申します」
「ど……どうも!」
緊張のあまり真っ白になって……取り敢えずペコリと頭を下げた私を見て、彼女は口元を押さえてクスっと笑った。
「あなたのことは、存じ上げております。女子高生にして、大型テーマパーク『パトリツィア・ランド』の大人気アトラクションの素案を考えた、大変な才女……こちらの業界の中でも、有名ですからね」
「えっ……いえいえ、そんな! 私、全然、そんなすごい人ではないです!」
顔を上げて、慌てて彼女の言葉を否定する私を見つめ、亜紀さんはいよいよ可笑しそうに口を押さえて笑い始めた。
「入ります」
その声とともに部屋に入ってきた彼女は、私の向かいの椅子にそっと腰掛けた。
目の前にいるのは、写真で見た通り……清楚でとっても可愛らしい女性。
だがしかし、女社長の座にまで登りつめたというだけあって、何処か底知れぬ貫禄を醸していた。
「は……はじめまして。島崎 咲と申します」
しどろもどろに挨拶をする私を見て、彼女はにっこりと目を細めた。
「ようこそ、咲さん。私はこちら『ル・インベスチェ』を統括させていただいております、流風 亜紀と申します」
「ど……どうも!」
緊張のあまり真っ白になって……取り敢えずペコリと頭を下げた私を見て、彼女は口元を押さえてクスっと笑った。
「あなたのことは、存じ上げております。女子高生にして、大型テーマパーク『パトリツィア・ランド』の大人気アトラクションの素案を考えた、大変な才女……こちらの業界の中でも、有名ですからね」
「えっ……いえいえ、そんな! 私、全然、そんなすごい人ではないです!」
顔を上げて、慌てて彼女の言葉を否定する私を見つめ、亜紀さんはいよいよ可笑しそうに口を押さえて笑い始めた。