パトリツィア・ホテル
| 第六章 Story Maker
ランドの中では、私と新宮くんに、彼の友達の絹川くんが自然に加わり、そしてそんな私達の中に朱里が加わり……そんな四人のグループで行動していた。
そしてまず、私達はアトラクション『Story Maker』の前に着いた。
「うわぁ、すごい……」
その外装に圧倒された私の口から、思わず漏れた。
煌びやかな黄金色の装飾にかこまれて描かれた王子様とお姫様、そして、それを取り巻く白馬や魔女や妖精達。
『Story Maker』と華やかな文字で書かれた看板の下のゲートを、クラスメイト達が我先にとくぐっていたのだ。
「えーと、取り敢えず! 二人ずつのペアで、入りましょう」
いつの間にやら、朱里が仕切っていた。
「咲はまぁ、どう考えても新宮くんとで決まりでしょ。そして私は……自然に絹川くんと」
朱里は頬を薄っすらと染めて、町病院の院長さんの御子息を見つめた。
「あぁ、僕はそれでいいよ」
朱里の熱烈なアタックに気付いてか気付かずか、優しい絹川くんは甘いマスクでにっこりと頷いた。
「やった! じゃあ、そういうわけだから! お二人さん、楽しみなさいよ」
「あ、ちょっと……」
朱里はちゃっかりと絹川くんの手を引き、有無を言わさずにゲートをくぐって行った。
ランドの中では、私と新宮くんに、彼の友達の絹川くんが自然に加わり、そしてそんな私達の中に朱里が加わり……そんな四人のグループで行動していた。
そしてまず、私達はアトラクション『Story Maker』の前に着いた。
「うわぁ、すごい……」
その外装に圧倒された私の口から、思わず漏れた。
煌びやかな黄金色の装飾にかこまれて描かれた王子様とお姫様、そして、それを取り巻く白馬や魔女や妖精達。
『Story Maker』と華やかな文字で書かれた看板の下のゲートを、クラスメイト達が我先にとくぐっていたのだ。
「えーと、取り敢えず! 二人ずつのペアで、入りましょう」
いつの間にやら、朱里が仕切っていた。
「咲はまぁ、どう考えても新宮くんとで決まりでしょ。そして私は……自然に絹川くんと」
朱里は頬を薄っすらと染めて、町病院の院長さんの御子息を見つめた。
「あぁ、僕はそれでいいよ」
朱里の熱烈なアタックに気付いてか気付かずか、優しい絹川くんは甘いマスクでにっこりと頷いた。
「やった! じゃあ、そういうわけだから! お二人さん、楽しみなさいよ」
「あ、ちょっと……」
朱里はちゃっかりと絹川くんの手を引き、有無を言わさずにゲートをくぐって行った。