パトリツィア・ホテル
「朱里ちゃん……だっけ? 何か、すごいな」
私の手を引く新宮くんは、クスっと笑った。
「まぁ……あれで純粋で、いいコなんだけどね」
「そりゃあ、そうだろうな」
新宮くんは私を見て、目を細めた。
「咲ちゃんの親友なんだもん。そりゃあ、いいコだよ」
私は彼のその言葉に体の奥がむず痒くなって……
「そんなことより! 早く行くわよ!」
私の手を引いていた彼の手を逆に引いて、『Story Maker』の中へズカズカと進んで行った。
「まずはコースを選んでね!」
美しい魔女が私達ににっこりと微笑んでくれた。
「わぁ、すごぉい!」
魔女が指し示してくれた三つのコースを見た私の口から、思わず漏れた。
それはまず、お城コース……王子様とお姫様の住む、煌びやかなお城を体験できるコース。
次に妖精の森コース……小さくて可愛らしい妖精達が住む森での冒険コース。
そして、人魚の海コース……美しい人魚の住む海辺をうっとりと楽しめるコース。
「うーん、迷う……ゆうちゃんは、どれがいい?」
中々コースが決められない私はそう言ってから、自然に『ゆうちゃん』って口から出たのに気付き、思わず赤面した。
どういうわけか、私はこのランドの中では無邪気な五歳児に戻ってしまう……ような気がする。
私の手を引く新宮くんは、クスっと笑った。
「まぁ……あれで純粋で、いいコなんだけどね」
「そりゃあ、そうだろうな」
新宮くんは私を見て、目を細めた。
「咲ちゃんの親友なんだもん。そりゃあ、いいコだよ」
私は彼のその言葉に体の奥がむず痒くなって……
「そんなことより! 早く行くわよ!」
私の手を引いていた彼の手を逆に引いて、『Story Maker』の中へズカズカと進んで行った。
「まずはコースを選んでね!」
美しい魔女が私達ににっこりと微笑んでくれた。
「わぁ、すごぉい!」
魔女が指し示してくれた三つのコースを見た私の口から、思わず漏れた。
それはまず、お城コース……王子様とお姫様の住む、煌びやかなお城を体験できるコース。
次に妖精の森コース……小さくて可愛らしい妖精達が住む森での冒険コース。
そして、人魚の海コース……美しい人魚の住む海辺をうっとりと楽しめるコース。
「うーん、迷う……ゆうちゃんは、どれがいい?」
中々コースが決められない私はそう言ってから、自然に『ゆうちゃん』って口から出たのに気付き、思わず赤面した。
どういうわけか、私はこのランドの中では無邪気な五歳児に戻ってしまう……ような気がする。