カタブツ御曹司と懐妊疑惑の初夜~一夜を共にしたら、猛愛本能が目覚めました~
「……そうですね、星野様がご自分で帰って来ていただけると大変助かりますが」
あまりに素直な答えが返ってきて、私は苦笑いになる。
「あ……じゃあ、自分で帰って来ますよ、私。本当に大丈夫なので」
「いえ。先ほどの話と同じく、これも隼世さんの指示なので勝手にやめるわけにはいかないんです。まずは隼世さんの許可を取ってください」
彼に聞いたらダメだと言うに決まっている。私ひとりでは心配だと聞かず、初日もとりつく島がなかったのだ。
……なんて困ったふりをしつつ、彼に身を案じてもらえるのは、守られている気がしてちょっぴりドキドキしている。