カタブツ御曹司と懐妊疑惑の初夜~一夜を共にしたら、猛愛本能が目覚めました~

課長は私が紅茶を飲んでいる様子をじっと見つめているため、少し恥ずかしくなる。

「課長。いろいろとしていただきありがとうございます。なんだか申し訳なくて」

「当然のことです。この二週間、俺が星野さんのことをしっかりとお守りします」

な、なにそれ。照れる……。

なにから守るつもりかは不明だが、女性なら、好きな男性に一度はそんなことを言われてみたいと夢見るものだろう。

改めて、課長を見つめる。

プライベートの彼も見れば見るほど格好よく、仕事中の女性に囲まれタジタジな姿とは違う、男らしくスマートな御曹司としての振る舞いにドキドキが止まらない。

この人が、私を好きだなんて……。

なぜこんな奇跡が起きているのかわからないまま同居生活まで始まり、もうこのシンデレラストーリーを私から終わらせることはできそうにない。

おそらく私はこれからの二週間で、彼をさらに好きになるだろう。
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