『まっとうなケータイ小説のススメ』
さ、始めよう!
いつの時代も、新しいトレンドを無意識のうちに生み出すのは君たちティーンエイジャーだ。
自由奔放な生活スタイル、ファッション、メイク、遊び、恋愛、言葉も、君たちは自分なりの生き方を模索しながら、変幻自在に愉しもうとする。
”私は誰かと似ている”とか、似ていないとか、少しだけ気にしながらも、君は本当の自分をいつも探している。
目にしたモノ、感覚に触れたモノには手当たり次第に興味を抱き、でも手当たり次第に抱き締めたり壊したり君はしない。
でも、それは何故だろう?
君の無意識が、自分に合うモノ、必要なモノ、そうでないモノをちゃんと識別しているんだよ。
君に芽生えた、それが個性。
それは
君だけの”才能”でもある。
楽しい時、悲しい時、どうでもいい時も、携帯電話のメールを介して、君は誰かと繋がろうとする。
絵文字を駆使して、その時の感情を誰かに伝えようとする。
”ケータイ小説”は、その延長線上にあるってえだけの話。
君の無意識が興味を抱いたモノ、出来事を
君なりの言葉に変えて紡ぎ合わせ
君の感性によって作り上げる物語。誰かに伝えたい心のメッセージ。
それが
ケータイ小説だ。
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