リアル彼氏
☆☆☆
翌日の学校。
マリナは相変わらず弘志君とのラブラブっぷりをあたしに話して聞かせてくる。
その度に弘志君って女ったらしだよねぇ? と、言いたくて仕方なかった。
それをグッと我慢して、マリナへ微笑みかけるあたし。
なんたって今日のあたしはいつもより余裕があるのだ。
あれだけのイケメンに出会ったのだから、当然のことだった。
ゲームの中だけど。
「そう言えば昨日、○○ランドに行ったんだよね」
思い出したようにあたしは言う。
もちろん、ゲーム内で行ったレジャースポットのことだ。
「え、○○ランド?」
この辺では有名な場所のため、マリナは目を輝かせる。
でも、すぐに怪訝な顔に変わった。
「放課後に行ったの?」
「う、うん。そうだよ」
「それじゃほとんど遊べなかったんじゃない?」
マリナは首を傾げている。
確かに、放課後から○○ランドに行ったらすぐに日が暮れて遊べなくなってしまう。
そこまで考えていなくて、冷汗が出た。
翌日の学校。
マリナは相変わらず弘志君とのラブラブっぷりをあたしに話して聞かせてくる。
その度に弘志君って女ったらしだよねぇ? と、言いたくて仕方なかった。
それをグッと我慢して、マリナへ微笑みかけるあたし。
なんたって今日のあたしはいつもより余裕があるのだ。
あれだけのイケメンに出会ったのだから、当然のことだった。
ゲームの中だけど。
「そう言えば昨日、○○ランドに行ったんだよね」
思い出したようにあたしは言う。
もちろん、ゲーム内で行ったレジャースポットのことだ。
「え、○○ランド?」
この辺では有名な場所のため、マリナは目を輝かせる。
でも、すぐに怪訝な顔に変わった。
「放課後に行ったの?」
「う、うん。そうだよ」
「それじゃほとんど遊べなかったんじゃない?」
マリナは首を傾げている。
確かに、放課後から○○ランドに行ったらすぐに日が暮れて遊べなくなってしまう。
そこまで考えていなくて、冷汗が出た。