エチュード〜さよなら、青い鳥〜
「おバカさん、アンタはこれからどうしたいと思っているんだい?ドイツに来るのかい?仕事はどうする?子守りなら間に合ってるよ」
マーシャが歯に衣着せぬ物言いで涼に問う。涼は少し考えてから、答える。
「ドイツに渡り、初音のピアニストとしての魅力が最大限に発揮できるよう、また、より多くの人に聴いてもらうための戦略を考えていきます」
ひどく曖昧な答えに、初音は呆れてしまう。
夢を追いたいからと離婚した時に似ている。夢の為に具体的にどうしたいかが分からない、理想だけの答え。
相変わらず涼は理想ばかり。夢や理想だけじゃ暮らしていけないと、どうしてわからないのだろう。
マーシャが歯に衣着せぬ物言いで涼に問う。涼は少し考えてから、答える。
「ドイツに渡り、初音のピアニストとしての魅力が最大限に発揮できるよう、また、より多くの人に聴いてもらうための戦略を考えていきます」
ひどく曖昧な答えに、初音は呆れてしまう。
夢を追いたいからと離婚した時に似ている。夢の為に具体的にどうしたいかが分からない、理想だけの答え。
相変わらず涼は理想ばかり。夢や理想だけじゃ暮らしていけないと、どうしてわからないのだろう。