【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書


 「俺はあっちに行く!」

 「了解!俺はあっちだな!」

 山崎と反対方向に別れて緒方を追った。すると緒方が逃げた先には源さんが待ち構えていたようで……。

 「待て緒方!もう逃げられないぞ!」

 「うるせぇ!サツになんか行くわけねぇだろうが!!」

 さらに逃げようとする緒方を源さんは腕を掴んでそれを阻止。

 「うっ……!?いててて……!」

 源さんは緒方の腕をひねり、地面に顔を叩きつけた。

 「おい!川畑!」

 「はい!よし、公務執行妨害で。8時15分。現行犯逮捕」

 「くっそぉ〜!!」

 緒方が抵抗できないように、すぐに緒方の腕に手錠をかけた。

 「源さん。あとお願いします」

 「よし、任せとけ。よし、じゃあ詳しい話は、署でよーく聞かせてもらうからな?」

 源さんは手錠をかけた状態の緒方をパトカーに乗せ、署まで連行した。

 俺は緒方の自宅の家宅捜索礼状をもらっていたため、そのまま山崎たちと家宅捜索を行なった。

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