【完結】モンスター撲滅委員会
「さて。無駄話もそろそろ終わりにして、始めちゃおうか」
突如
部屋にある、大きな薄型モニターの画面が切り替わった。
そこに映っているのは……
「なんだ。……どうなってる?」
間違いない。
カイくんと店長さん、それからわたしのいる、この部屋の映像。
それが画面にリアルタイムで流れている。
「うん。注文通りだ。あとで褒めてあげなきゃ」
カイくんの発言から
この環境は、カイくんが作り出したみたいだけど
こんなこと、どうやって――
「不思議でしょう? そよちゃん」
「……はい」
「ハッキングさ。そこのカメラで撮影してモニターに流してるんだ」
「え?」
「お前。俺の店で。……なに企んでやがる」
店長さんが、怒りに満ちた声でつぶやく。
そんな店長さんに向かって
カイくんは笑顔でこう言った。
「キミがしていることと。おんなじことだけど?」