【完結】モンスター撲滅委員会
「その……けっして許されない、動画。カイくんは。見たんですか」
「みたよ」
ドクン
「……どんなもの。でした、か」
「後悔しない?」
ドクン
「キミにはショックが大きいだろうと思ってあえて言わないであげていた部分に。触れてみる?」
カイくんの問いかけに、頭を縦に振る。
「暴力さ」
「……ぼう、りょく……」
「キケンなもの。背徳的なもの。現実であってはならないものほど――裏では価値が跳ね上がる。求められている」
――――こわい
「カラオケ店の個室。車の中や自宅。使えるものは使い、平野は少女に乱暴した」
少女は
夢みていたかった、だけなのに。
「僕らが利用したカメラ――平野の自宅に複数仕込んであったものは、その様子を隠し撮りするために使われていたものさ」