【完結】モンスター撲滅委員会

きっと

わたしは、忘れることがないだろう。


カイくんが

さいごに


部屋から出る前に

店長さんに語りかけた、言葉を。



『これからキミがどうなるか。明日の天気ほど、どうでもいいけど』



――――悪魔の囁き、だった。


『もう死んじゃった方がラクになれんじゃない?』


カイくんは


息を吐くように、相手を死に追い詰めた。

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