【完結】モンスター撲滅委員会
その通りなのかもしれない。
わたしの理解はカイくんのそれに到底及ばない。
くぐってきた修羅場の数も違いすぎるだろう。
――……だけど、痛いんです。
土屋さんの昔話を聞いて
胸が苦しいです。
どうして子供時代の土屋さんは
親から暴力を当たり前のようにふるわれなくちゃいけなかったんだろう、とか考えたら、すごく悔しいんです。
やりきれません。
「中途半端な優しさは。ときに残酷だ」
土屋さんの料理が泣けるほど美味しいのは
そこに土屋さんの想いがたっぷり込められているからだと思う。
「断言しよう。いつか、キミがよかれと思ってしたことで。誰かが死ぬ」
他人のわたしが
誰かのためになにかしたいと思うのは
それほど、いけないことですか。
「僕だって。いつかキミを殺しちゃうかもしれないよ」