【完結】モンスター撲滅委員会
いかに自分が
「こんな風に。のどかな公園にいるとさ。平和ボケしちゃいそうになるよね」
彼らから遠い場所にいるか、思い知らされる。
乗り越えてきたものの高さが違いすぎる。
「わたしが聞いちゃって、よかったんでしょうか。この話」
「ママの前では知らないフリしててあげて。本人が話すまでは」
「はい。もちろん」
「まあ、自分からは。話さないだろうけど」
「そう、ですよね。……辛い話ですもんね」
「いんや。不幸自慢みたいなことはしないよ。つっちーは」
「え?」
「人によっちゃ、こんなにひどい目にあったんですって聞いてもらいたがるでしょ。まあ。たいしたことないヤツほど悲劇のヒロインぶるけど。つっちーは自分の身の上話をけっしてネタにしない。利用しないのさ」