【完結】モンスター撲滅委員会
「なんか……バカで、ごめんね?」
「ほんとバカ」
「お姉ちゃんって呼んでくれていいよ」
「あんたみたいなのが姉とか。恥ずかしい」
「だ、だよねえ」
「メリットなしにボクにかまってるとは思えない。やっぱりボクを懐かせたら金でも貰えんの?」
「あのねえ。そんなことで君に近づくほどバカじゃないよ」
「それじゃ。あの男に可愛がってもらうためとか」
……カイくんに?
「は、バカ。そんな目的でタクミくんに近づくわけない!」
「無理。そんな言葉、信じられない」
信じてよ。
裏切らない人がいるって……
君を想う人がここにいること、知って欲しいよ。
「……けど」
「けど?」
タクミくんの、か細い腕が
わたしの背中にまわりこんでくる。
「あんたのぬくもり。……嫌いじゃない」