【完結】モンスター撲滅委員会

「……いいところだと。いいですね」

「空気のキレイな。星がたくさん見える場所らいしよ」


だったらわたしは

心から愛してくれる人たちの元で、つぐみちゃんがすくすくと育つことを願いたい。


「つぐみちゃんと、祖父母は。不自由なく暮らすことができるさ」

「それは……良かったです」

「なにせ。あの子には。たんまり入ってくるからねえ」


カイくんは、言った。

つぐみちゃんの田舎の祖父母は、贅沢といえる暮らしはできていないものの、心の優しい夫婦だと。


「まもなく両親の、遺産。それから。保険金が、あの子のものになる」

「……保険金」

「あの夫婦にかけられていたものさ。結構な額だよ」


もしかしたら

つぐみちゃんの両親が事故に見せかけて……消された理由は

ここにあるのかもしれない。


つぐみちゃんがこれから大人になるまで

たくさんのお金が、かかる。

それを裕福ではない祖父母に負担させるんだ。

お金はいくらでも必要になる。


だから、保険金がおりる方法で……

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