【完結】モンスター撲滅委員会


「女の子……っていうのは。無垢で。綺麗なものでなくちゃ」

「いやいや理想押し付けんな。マジでクソだな」

「品もなければ。語彙力も乏しい」

「うっせ。うちには誰にも負けない武器があるからいーんだよ」


女の子に腕を捕まれていた小西さんが、苦しみもがく。

強い力を加えられたようだ。


「無傷で、とは言われてねえし。うるさいから。折るか」


…………!?


「あー。でも。原型とどめてないと怒られっかな」

「さっきから……君、なにを……」

「そのイカれた頭が治らない以上。アンタには色々失ってもらうことになるから。覚悟しておいて」

「こ、こんなの。……赦されない」

「はあ?」

「底辺の分際で。僕に。なにを……」

「知るか。うちらは正義の味方なんかじゃない」


――――悪には悪を


「知ってる? アンタに子供おろせって言われた子。自殺未遂したんだよ」
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