はじめての恋。



何だか、最悪な朝になっても咲良ちゃんに会うと何だか安心する。





咲良ちゃんと、

いつも通り話しながら教室移動していると…



突然振り返って



「え、今の人カッコいい〜同じ学年かな」

と、

言った。






え、見てなかった…





『ごめん、見てなかった』

「今の人、カッコよかった。また会いたいな。」

『会えるといいね』

「てかさ、凛!彼氏とかいないの?」




彼氏か…

彼氏何て欲しいと思ったことないな。





『いない』

「私も、1年いないんだよぉ。凛も一緒に彼氏作りしようよ」

『うーん』



と、

生返事した。





中高は、女子校だったし…男の人と話す事自体苦手かもしれない。



身近にいる男の人といえば、家にいるお父さんとお兄ちゃん2人くらい。


でも、

家族だし男として見てるはずもなく…



知らない男の人と話すのは苦手。




彼氏とか、私には一生出来るのかなっていうレベル。






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