はじめての恋。
3.




次の日もいつものように会ったけど、凌久先輩の目を直視する事が出来なかった。

いつもなら、たったの90分間の昼休みなのに…今日は長く感じた90分休みだった。





こんな、苦だと感じたのは久しぶり。




もくもくと、お弁当を食べて…咲良ちゃんの横で静かに座っていた。




「凛、静かだな」

と、

余計な事を言う海くん。





私のことはいいから、咲良ちゃんと話しててくださいって感じ。




『そう?いつも通りです』

「わかりやすくて笑える」





わかりやすくて、すみません。

ご迷惑をおかけします…




< 21 / 254 >

この作品をシェア

pagetop