癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
ソフィアの姿が木々の中に消えていくと、すぐさま、
ザッザッザッザッ
と、大勢の足音が近づいてきた。
木々の中から姿を現したのは10人ほどの他国の兵士達だった。
隊長らしき兵士の一人がニックに話しかける。
「この辺で、金髪の女を見なかったか?」
「ああ、見たよ。」
「どっちに行った?」
「なぜ金髪の女を捜しているのか、理由を言えば教えてやってもいいぜ。」
「庶民のくせに生意気な。まぁいい、教えてやろう。王太子様へ献上するんだよ。さあ、どっちへ行った?」
「なるほど…献上ねぇ…。」
そう言うとニックの片腕がメキメキと音を立て徐々に鈍く光る硬い鱗に覆われていき、手には鋭く太く長い爪が現れた。それを見た兵士達が恐怖に怯え口々に叫び出す。
「お前、魔物か!」
「ひいぃー!」
「出たー!!」
悲鳴を上げる者や逃げる者、腰を抜かす者、そして、5人ほどの残った兵士達が、剣を抜き、ニックに襲いかかってきた。
「この魔物め!!」
「こっちからすれば、お前達の方がよっぽど魔物だぜ。」
そう言ってニックはその変化した腕を一振りした。あっという間に兵士達は切り裂かれ、その場に倒れ込んだ。
ニックは変化した腕を軽く振り、手に付いた血を振り払った。
ソフィアが狙われている。急がないと。
ニックは、ソフィアの後を追った。
ザッザッザッザッ
と、大勢の足音が近づいてきた。
木々の中から姿を現したのは10人ほどの他国の兵士達だった。
隊長らしき兵士の一人がニックに話しかける。
「この辺で、金髪の女を見なかったか?」
「ああ、見たよ。」
「どっちに行った?」
「なぜ金髪の女を捜しているのか、理由を言えば教えてやってもいいぜ。」
「庶民のくせに生意気な。まぁいい、教えてやろう。王太子様へ献上するんだよ。さあ、どっちへ行った?」
「なるほど…献上ねぇ…。」
そう言うとニックの片腕がメキメキと音を立て徐々に鈍く光る硬い鱗に覆われていき、手には鋭く太く長い爪が現れた。それを見た兵士達が恐怖に怯え口々に叫び出す。
「お前、魔物か!」
「ひいぃー!」
「出たー!!」
悲鳴を上げる者や逃げる者、腰を抜かす者、そして、5人ほどの残った兵士達が、剣を抜き、ニックに襲いかかってきた。
「この魔物め!!」
「こっちからすれば、お前達の方がよっぽど魔物だぜ。」
そう言ってニックはその変化した腕を一振りした。あっという間に兵士達は切り裂かれ、その場に倒れ込んだ。
ニックは変化した腕を軽く振り、手に付いた血を振り払った。
ソフィアが狙われている。急がないと。
ニックは、ソフィアの後を追った。