半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
自分を見て、ガタガタ震え上がる人達の反応は、正直ショックだった。リリアは、ギッと怒った涙目をタヌマヌシへと向ける。
「こうなったら、焦げっ焦げにして、毛ぇむしって一通り発散したうえで、奥さんのところに引っ張って帰してくれる!」
「だ・か・ら、妻に教えるのはダメだって! なんでこんなにも口悪くて凶暴な仔狐なの!? お前のパパをここに連れて来なさいっ、説教するから!」
「させるわけないでしょうが!」
二頭の膨大な妖力が膨れ上がり、風と雷の嵐を起こした。ぶつかり合うまで、数秒――。
その時、荒れ狂うリリアとタヌマヌシの真上に、巨大な複合魔法陣が展開された。
膨大な魔力量だ。それを体でゾクンッと察知した瞬間、リリアとタヌマヌシは、咄嗟に揃ってまばゆい光を見上げていた。
「何コレ――――っ!?」
「なんっじゃこのバカデカい力は!?」
こんなのが降ってきたら、ちょっとの怪我では済まない。
危機感を覚えた二頭の動きが、反射的に止まった。
その瞬間、地上から一人の人間が浮遊魔法陣を足元に〝飛んで〟きて、リリアとタヌマヌシの間に立った。
「こうなったら、焦げっ焦げにして、毛ぇむしって一通り発散したうえで、奥さんのところに引っ張って帰してくれる!」
「だ・か・ら、妻に教えるのはダメだって! なんでこんなにも口悪くて凶暴な仔狐なの!? お前のパパをここに連れて来なさいっ、説教するから!」
「させるわけないでしょうが!」
二頭の膨大な妖力が膨れ上がり、風と雷の嵐を起こした。ぶつかり合うまで、数秒――。
その時、荒れ狂うリリアとタヌマヌシの真上に、巨大な複合魔法陣が展開された。
膨大な魔力量だ。それを体でゾクンッと察知した瞬間、リリアとタヌマヌシは、咄嗟に揃ってまばゆい光を見上げていた。
「何コレ――――っ!?」
「なんっじゃこのバカデカい力は!?」
こんなのが降ってきたら、ちょっとの怪我では済まない。
危機感を覚えた二頭の動きが、反射的に止まった。
その瞬間、地上から一人の人間が浮遊魔法陣を足元に〝飛んで〟きて、リリアとタヌマヌシの間に立った。