独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



たぶん、抵抗しようと思えばできたくらい、唇が触れるまでゆっくりだった。


……のに、抵抗しなかった。


「ん……っ」


初めて触れた、やわらかい感触。

一度触れただけなのに、今までに感じたことないくらい、触れたところがジンッと熱い。


少しの間、ただ触れてるだけ。


思わずギュッと目をつぶると。


「……ひよ、もっと力抜いて」


そんな声が聞こえて、わずかに唇がずれる。

瑞月くんが唇を軽く動かして、まるで唇ごと食べようとしてるみたいで。


「んぅ……ぁ……っ」


息が苦しくなってきて、ちょっと唇をずらしたら。

逃がさないように、うまくまた塞がれて。



「みつ、く……んっ」

「……ほんと可愛いね。もっとしよ」


「んんっ……」


まるでぜんぶのタガが外れたみたいに、キスは全然止まらない。


最初は触れるだけのキスだったのに。

少しずつ動きをつけて。


「……口、あけて」

< 146 / 394 >

この作品をシェア

pagetop