独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
言われるがまま、少しだけ口をあけたら。
わずかに唇が離れて、スッと冷たい空気が口の中に入ってくる。
ちょっと止まってくれたのかと思ったのに。
「……いーね、その顔。たまんない」
「ふぇ……んっ……」
「そのまま口あけてて」
「っ、ん」
息を吸えたのは一度だけ。
熱っぽくて、余裕のなさそうな瑞月くんが待ってくれなくて、またグッと押しつけられる唇。
唇に熱がジンッと広がって。
「はぁ……っぅ」
ほぼ無意識。
酸素を求めて口をあけたままにしてたけど、瑞月くんが塞いでくるから、全然吸えなくて。
だから、ゆっくり閉じようとしたら。
「……閉じんなら、もっと息できないキスするよ」
気づいた瑞月くんが、すぐさまわたしの下唇に親指を添えて口をあけさせたままにするの。