独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



***


目元に少し明るい日差しと。

頬をふにふに触れられてる感覚と。

唇に感じる、昨日と同じ感触。


……眠ってた意識が徐々に戻ってきて、ぱちっと目を開けたら。


「んんっ……ぅ?」

ほぼ目の前に瑞月くんの整った顔。

……だけだったら、そんなにびっくりしないんだけど。


え、えっ……?

あれ、これっていまキスされてる……?


眠ってたせいで、頭が働かなくて、でも目の前にいる瑞月くんはキスに夢中で。


あれ、あれれ。

わたし今たしか寝てたんじゃ……?



「んんぅ、みつ、くん……っ」

さすがに息が苦しくなって、迫ってくる瑞月くんの胸をポカポカ叩いて対抗してみたら。


わたしが起きたことにようやく気づいたのか。


「……おはよ、ひよ」

「へ……っ」


ひとことだけ言って、またキスをやめてくれないの。

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