独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
「み、みつくん元気そうじゃん!」
「んー、そう?ひよ不足症候群だから体調ものすごく悪いよ」
「えぇ!?なんかよくわかんない症候群になってるよ!?」
「ひよが足りなくて死にそうってこと」
「ま、まさか体調悪いの嘘なんじゃ……!」
「嘘じゃないって。ひよとキスしたら治るから」
な、何それ……!
てっきり、ほんとに身体だるいのかなとか、風邪かなとか心配したのに!
「ほら、俺ビョーニンだから。ひよが看病して」
「んなっ、元気すぎるくらいだよ!」
「はぁ、ひよ冷たいね。ちょっとは労ってくれてもいーじゃん」
「い、労るって」
「キスくらいしてよ。ってか、俺がしたいからしていい?」
ニッと笑った顔が見えたのは一瞬。
視界がグランッと揺れて、ベッドのほうに身体が沈んでいった。
真上に覆い被さってくる瑞月くんは、とても病人には見えない。