独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



瑞月くんがベッドにドサッと座って、ようやく寝てくれるのかと思いきや。


「きゃっ……」


なんでか、わたしまでベッドのほうへ引っ張って、力に逆らえなくて、とっさにベッドに片膝をついた。


そのままわたしの胸のあたりに顔を埋めて、ギュッと抱きつくから、ピシッと固まる。


「み、みつくん!わたしは寝なくていいの!」


「何言ってんの。それじゃ、ひよをここに連れてきた意味ないでしょ」


「へ……っ?」


体調悪い瑞月くんこそ何言ってるの。

そっくりそのままお返しするよ。



「ねー、ひよ。キスして」

「は、い!?」


えっ、ちょっとまって、急展開すぎ!

体調不良なんじゃないの!?


パッと見下ろせば、フッと軽く怪しく笑ってる瑞月くんがいて。


えっ、えっ??

顔色悪そうに見えないよ!!

ずいぶん元気そうっていうか、生き生きしてるというか!

< 156 / 394 >

この作品をシェア

pagetop