独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
幸花ちゃんは瑞月くんに何か事情があるんじゃないかって考えて、ぜったい諦めちゃダメだよって言うの。
でもね、こうやって期待して、それをドーンって落とされたときのショックって結構大きかったりするから。
それに、わたしたぶん諦め悪いから、これから先も瑞月くんに気持ちが届かなくてもしばらくは諦められないのかなって。
幸花ちゃんと教室で別れて、どんより重たい気持ちを抱えて下駄箱へ。
ローファーに履き替えて外に出ようと思ったら。
「ねぇ、ちょっといい?」
前を塞ぐように突然目の前に現れた3人組。
見るからに派手な見た目。
メイクと髪のカールばっちり。
校則なんて破りまくりのスカートの短さ。
リボンの色から先輩だってわかる。
顔を見る限り知り合いじゃない。
あぁ、またかって思っちゃう。
こうやって知らない女の先輩に呼び止められるのは初めてじゃない。
そんなに仲も良くない同級生にも何人かで囲まれたこともあるし。