独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



相手を怒らせちゃいけないとは思いつつ、そもそも喋ったこともない人に何かしたとか覚えてるわけないじゃんって。


「あなたさ〜、幼なじみの子と付き合ってるんでしょ〜?」


ほら、やっぱりこうやって絡まれるときはだいたい瑞月くん関係のこと。


「それなのに、久城くんのことも狙ってるらしいじゃん?どこまで男好きなわけ?」


「ほんと見た目おとなしそうなくせに、やること大胆だよね〜」


「自分のこと可愛いとか思ってんじゃないの〜?だからいろんな男に手出してるんでしょ?」



どうやら今回は瑞月くんじゃなくて、月希先輩のことみたい。


ほんとに、ついてない。

まるでわたしが瑞月くんと月希先輩2人を狙ってるみたいな言い方。


そりゃ、2人ともモテるからわたしみたいなのがそばにいたら、やっかみを買うのは必然で。


しかも女の人の厄介なところは、話が勝手に膨れていくところ。


事実か嘘かも確認せずに、噂だけが先に走ってそれがどんどん大きくなってくから。

< 265 / 394 >

この作品をシェア

pagetop