独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
だって、もし瑞月くんの気持ちがわたしに向いてなくて振られちゃったら。
幼なじみとしてこうしてそばにいることすらできなくなっちゃうから。
それに……たぶん瑞月くんはわたしのことをただの幼なじみとしか見てないと思うから。
好きって気持ちがあるのはわたしだけ。
「……ひよ、重い」
「あっ、瑞月くん起きた」
1人の世界に入り込んでたら、さっきまで閉じてた瑞月くんの瞳が眠そうに開いてわたしを見てた。
「おはよ、瑞月くんっ」
ガバッと腕を広げて、そのまま瑞月くんの上にダイブ。
「……朝起こしに来てくれるのはいーけどさ。なんでいつも俺の上に乗ってくるの」
「だってだって、こうでもしないと瑞月くん起きないでしょっ?」
ほんとは嘘だよ。
ほんとはね、ちょっとでもいいから瑞月くんとギュッてできたらいいな…なんて、わたしの願望があったり。