海先生のお悩み相談室
これからも
3月。



「おっはよー、海先生!」

「海くんおっはー!」

「先生! おはよーございまーす!」


「おはよう」



卒業式が終わり、春休みが近いからか生徒達のテンションが高い。

俺達教師は忙しくて全然気分上がらないけどね。



「先生おはようございます」

「水沢くん、おはよう」



穏やかな様子で挨拶してきた彼がこちらにやって来た。



「清花さんから婚約したって聞きました。おめでとうございます」

「ありがとう」



先月のバレンタインにプロポーズをしたのだけど、無事成功し、婚約したのだ。

学校が終わって一段階したら、籍を入れる予定。



「知っている生徒は俺らぐらいですか?」

「そうだね。この学校すぐ話広まるから、新学期になるまでは内緒ね」

「わかりました!」



こそっと耳打ちをすると、小さな声で了承してくれた。

可愛い。水沢くんってこんなに礼儀正しい子だったんだな。







「おはようございます」

「おはようございます。末松先生に相談したいと、保健室前で生徒が待っています」

「わかりました。ありがとうございます」



校舎に入って先生の話を聞き、保健室を見ると、ドアの前に男子生徒が待っていた。



「さて……今日はどんな相談かな?」



末松海、27歳。
今日も可愛い後輩達の相談に乗ります。



END
< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース

総文字数/118,320

恋愛(純愛)243ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今年で出会って30年。 これは、とある仲良し夫婦の若かりし頃の物語。 ◇ 聖なる夜。 独りよがりだった僕の前に、 真夏の太陽のような眩しいサンタが舞い降りた。 執筆期間 2025/10/01〜2025/12/30 完結公開 2025/12/30
ひだまりで誓う桜色の愛

総文字数/65,412

恋愛(純愛)142ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
大学生になって早1年。 私には密かに片想いしている男の子がいる。 「あははっ。引っかかった」 「俺の傘大きめだから入りなよ」 家族思いで温厚な性格。 だけど、いたずらとおせっかいが好きな、 ちょっぴり不思議なお坊ちゃま。 実はバイト先の常連さんで、 私の担当医の息子さんでもある。 将来は親の病院を継ぐことが決められていて、 一見、順風満帆な人生を歩んできたかに思えるけれど──。 「でも、ごめん。 俺……今はまだ、千早さんとは付き合えない」 「……未練があるんだ。元カノに」 彼には忘れられない人がいました。 ──── 花を愛する健気な女子大生 × お茶目で心優しい医者の卵 ──── 夢を奪われたあの日からずっと、 先の見えない暗闇の中にいた。 毎晩毎晩、絶望感に襲われ、 真っ暗な部屋で1人嗚咽を漏らしていた。 そんな私を、 あなたは無償の愛と優しさで包み込んで、 生きる希望をくれた。 だから今後は──。 「バカっ、今更遅いんだよ……っ」 声を震わせて泣き崩れる君を見た時、 私は一生、君の傍にいると誓った。 『赤い瞳に今日も溺れる』 『ほろ苦彼氏の甘い口づけ』 に登場した宗星の話です。 単体でも読めるようになっていますが、 一緒に読むと宗星の成長を実感することができます。 2023/3/6 執筆開始 2023/4/19 執筆中断 2024/3/12 執筆再開 2024/3/27 完結公開
スターリーキューピッド

総文字数/60,030

恋愛(学園)136ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
新年度を目前に控えた春。 私たちの住む町に、 突如ミステリーサークルが現れた。 UFO? 宇宙人? 災いの前触れ? 町中が大騒ぎになった翌日──。 「実は僕、人間じゃないんです」 「水星から来た水星人なんです」 超現象の犯人は、惑星の化身だった……!? ・ ・ 趣味は料理と星座占い ちょいビビリな副委員長 四居 美月 よつい みづき × 水星生まれの地球(海外)育ち モテモテ帰国子女 友清 整二 ともきよ せいじ × 校内の愛され委員長 美月とはお向かいさん&幼なじみ 真中 明吾 まなか めいご ・ ・ 私たちのクラスに転校してきた、 自称水星人くん。 彼が言うには、 ①地球への強い思いから 人間に変身できるようになった。 ②町の言い伝えに出てくる神様は、 自分たちのこと。 ん……? “自分たち”ってことは……。 「新作出たんだ〜! 可愛い〜!」 「意識するのは、腰回り。 膝ではなく、股関節から折り曲げる」 「……君らは、学生時代を忘れたのか?」 豪遊気質な金星に、熱血系な火星。 そしてダンディな土星。 どうやら彼以外にも仲間がいるのだそう。 個性豊かな彼らとの交流を楽しむ一方──。 「最近、整二と仲いいんだな」 幼なじみは、どこか不機嫌気味で……? ・ ・ 「地球は、無事……? 大丈夫……?」 「大丈夫。俺らがそばにいる」 刻一刻と近づくXの日。 果たして、我が星の運命は──。 第5回野いちごジュニア文庫大賞応募作品 執筆期間 2025/06/20〜2025/08/30 更新開始 2025/08/25 完結 2025/08/31

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop