【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます
「気にすることばっかりだもん……っ」
胸もまだ成長途中なのでその点は大目に見てほしいというか……って、そんなことまで口走るお前は、俺の理性を揺るがしてるって少しも気づいてない。
「なにも気にしなくていいから」
「ううん! ダメ……気にするよ……!」
「何をそんなに気にしてんの?」
「色々だよ! あっ!でも……玲来ちゃんに言われた通り、金じゃないよ!? 実は私、元から金は所持してないっていうのもあってね!」
「は」
なんの話?
「だ、だから……」
あのね、って芽衣がぎこちなく話す。
あのね、じゃねーって。
早く言ってよ、こっちは限界きそうで辛いんだけど。
「……実は」
なんでふたりきりなのに急にヒソヒソしてんだよ……。
ホント、もうそろそろ限界。