南の島のクリスマス(十年目のラブレター)
 それからベッドの上でまたチーフにもたれ昨夜の話の続きをねだった。


「夕べの話…途中で眠っちゃって。」
「いいわよ。」


「チーフみたいなお姉さんが欲しかったです。」
「アタシでいいの?」


「当たり前です。」


「アタシも准も一人っ子で喧嘩(けんか)する相手もいなかったから…よく准とは喧嘩もして。」



コーヒーを飲み干したチーフがわたしを抱き寄せる。


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